万珍醸造を紹介


代官山のビアパブ「ビビビ。」が今回取り上げたのは、山梨県北杜市のマイクロブルワリー、万珍醸造。Instagramでは「タップオン中のブルワリー紹介」として案内され、noteではオーナーが実際に現地を取材した内容がまとめられている。

万珍醸造の母体は、都内でケータリング事業や酒類の輸入販売事業を手がける企業。同じ会社が運営する世田谷区・代沢の角打ち酒場「万珍酒店」や、メキシコのスピリッツ「メスカル」の輸入でも知られる。ブルワリーは2022年に立ち上がり、北杜市南部の南アルプスを望むロケーションに、ショップスペースやイベントスペース、飲食店「万珍包」を併設した建物の中へ醸造設備を組み込んでいる。

特徴的なのは、醸造タンクのすぐそばでビールを飲めるレイアウトだ。鉄道でのアクセスは簡単ではないが、週末には多くの来客でにぎわうという。商品ラインアップは幅広く、シュバルツのような通好みのスタイルから、地元のフルーツを使ったエールビールまでそろう。ブルワーの濱町吉人さんは、毎週新作をリリースする方針で取り組んでいると紹介されている。

「ビビビ。」は、つくり手の背景まで含めてビールを伝えることを大切にする店だ。代官山で一杯飲みながら、今回のようなブルワリーの物語を知ると、同じ一杯でも見え方が少し変わる。土地の水や景色を生かしつつ、更新頻度高く新作を出す万珍醸造は、今後も動向を追いたいブルワリーのひとつだ。