大阪・箕面市で1997年から醸造を続ける箕面ビールが、秋鹿酒造とのコラボレーションビール『猿山鹿男』を今年も送り出す。秋鹿酒造は箕面の隣、能勢町で米づくりから酒造りまでを一貫して手がける蔵元で、両者の取り組みは今回で8回目となる。

今回の『猿山鹿男』は、秋鹿酒造が無農薬で丁寧に育てた麹米を約10%使用し、麹の酵素を生かす設計。酵母にはセゾンイーストを採用し、ホップは控えめにすることで、素材の持ち味を前に出している。公式情報によると、ほんのり残る米の風味に、セゾン由来の複雑さと吟醸香を思わせる余韻が重なり、キレのあるドライな飲み口に仕上げたという。

スペックは、発泡酒(麦芽使用率50%以上)、アルコール7.0%、IBU15。原材料は麦芽、米麹、ホップで、使用ホップにはモトエイカ、チェコザーツ、シトラを採用している。飲みごろ温度は8〜12度、ろ過は未ろ過。公式オンラインショップでは4月3日17時から販売を開始し、飲食店・酒販店向けには4月4日から順次取り扱いが始まる。

箕面ビールは、明治の森箕面国定公園に抱かれた環境で、非熱処理・無ろ過のローカルビールを手がけてきたブルワリー。今回の限定醸造も、地域の蔵元との関係性と、麦芽と米麹を組み合わせた独自性の両方が見える一本になっている。