東京・代官山のクラフトビアバー「ビビビ。」が、Instagramとnoteで「タップオン中のブルワリー紹介」を公開し、押上のマイクロブルワリー「Romeo Brewery」を取り上げた。店のモットーは「酒はつくり手を知ると、何倍も美味しくなる」。つくり手の背景まで含めて伝える姿勢が、この店らしさをよく表している。

紹介されたRomeo Breweryは、東京スカイツリーの目の前、まさに“麓”と呼びたくなる場所にある小さな醸造所。創業は2025年1月で、オーナーブルワーの関根裕人さんは20代。筑波大学を卒業後にIT企業へ進み、コロナ禍のリモート勤務で感じた閉塞感をきっかけに、ものづくりの世界、とりわけクラフトビールへ舵を切ったという。

醸造のラインアップは、ピルスナー、IPA、ヴァイツェンといった王道を押さえながら、サワー系やフルーツ系にも積極的。幅広いスタイルを手がける一方で、フードはパスタやポルケッタなどイタリアンが中心で、ビールとのペアリングも意識されている。名前の由来には「Room for Emotion」のニュアンスも込められており、ゆとりを持って飲める場を目指していることが伝わる。

代官山の「ビビビ。」は、1人でも入りやすいアットホームなスタンディングバーとして、こうしたブルワリーの背景と一緒にビールを届ける店だ。グラスの中身だけでなく、その一杯が生まれた場所や人まで知りたい人には、相性のいい紹介となっている。