甘酒の設計を前面に出したコラボ第2弾

トキブルワリーの新作「soft v1.0」は、SUZUグループとのコラボレーションビール第2弾としてリリースされた。スタイルはHazy Pale Ale w/Amazake, nashi。レシピにはPilsner、Flaked Oats、Wheat lightを使い、ホップはNelson Sauvin、Citra、Idaho7を採用。副原料として甘酒ドライフルーツ(梨)が使われている。

記事説明によると、甘酒の糖分は発酵で消費されやすいため、糖化温度を高めに設定して、やさしくふくよかなボディを狙ったという。白ぶどうや柑橘を思わせる穏やかなアロマに、梨由来のほのかな果実味を重ね、オーツ由来とは異なるシルキーな口当たりを表現した。ABVは5.0%で、Hazyらしい柔らかさと飲み疲れしにくいバランスを志向している。

「そのトキ」にしかない一杯を積み重ねる

新潟県佐渡市を拠点とするトキブルワリーは、限定醸造を軸に“ひとトキを潤す一滴”を掲げるブルワリー。アメリカンスタイルを中心にしながら、米麹や地域文化とのコラボにも取り組んできた。今回の「soft v1.0」も、そうした同ブルワリーの文脈にある一杯で、名前の「soft」は甘酒とHazyの“なめらかさ”をそのまま示す。

派手な強度ではなく、質感と余韻で飲み手に届かせる設計。コラボレーションカテゴリーらしく、素材の個性と醸造技術の接点が見えるリリースと言える。