こしきブリュワリーが、甑島産のフレッシュな島レモンを使った新作発泡酒『Manic Pixie Dream Girl』を公開した。商品ページでは「爽快レモンのセッションIPA」として案内されており、ヘイジーな見た目と軽やかな飲み口が前面に出された一本だ。

甑島の素材から組み立てた新作

この銘柄は、こしきブリュワリーが掲げる「未来の甑島に貢献しているか」という視点から設計されている。これまで同ブルワリーは、長命草、きのす(だいだい)、ホップ栽培など、島の素材を起点にラインナップを広げてきた。2025年6月に島内での醸造を正式に始めたあとも、その姿勢は変わっていない。

今回の主役は、年明けに絞った希少な島レモン。レモンの明るい香りに、やさしい酸味と軽い苦みを合わせ、セッションIPAらしくアルコール度数を抑えた設計にしている。昼下がりの一杯や、食事に合わせる場面も想定した味づくりだという。

味わいと仕様

商品説明によると、液色は濁りのある淡い黄金色。島風のように軽快な飲み口で、日常の中のひとときをゆるやかにほどくことを狙っている。ジャケットはSHiNOさんの描き下ろしで、ビジュアル面でも新作らしい表情を持たせた。

販売形態は3本セットと6本セット。内容量は330mlで、価格は3本セットが3,300円、6本セットが6,600円。3本入りのオリジナルギフトボックスで届けられ、6本ごとに帯が付く仕様になっている。

離島ブルワリーとしての文脈

こしきブリュワリーは、鹿児島県・甑島の下甑島を拠点にするブルワリーだ。離島という環境を背景に、地域の素材や風景をビールの設計に落とし込んできた。『Manic Pixie Dream Girl』も、その延長線上にある新作として見るとわかりやすい。

派手な演出よりも、島のレモンという素材が持つ輪郭を丁寧に見せる今回のリリース。甑島の空気感を、香りと飲み口の両方から伝える一本として注目したい。