フジヤマハンターズビールは、Instagramで「土曜日は🌾田植え・🦌ジビエBBQ🍖」に参加した人たちへの感謝を投稿した。短いメッセージながら、当日の催しが田植えとジビエBBQを組み合わせた内容だったことが伝わる。

同ブルワリーは、静岡県富士宮市の柚野地区で、農家と猟師が始めたクラフトビール醸造所。公式サイトによると、仕込み水には富士山麓の湧水を使い、大麦・ホップ・米なども自社栽培しながら、土地の恵みを生かしたビールづくりを行っている。タップルームではクラフトビールとあわせて、旬のジビエや地元野菜を使った料理も提供している。

今回の投稿は、同ブルワリーの世界観がイベントにもそのままつながっていることを示している。田植えで地域の農に触れ、ジビエBBQで里山の食材を味わう構成は、ビールの背景にある生産や狩猟の営みを体験として共有する形だ。飲むだけでなく、作るところから食べるところまでを一つの流れとして楽しめる点に、このブルワリーならではの個性がある。

富士宮の自然環境と結びついたビールづくりを続ける同ブルワリーにとって、こうしたイベントは単なる交流会ではなく、土地との関係を実感できる場でもある。投稿からは、参加者への感謝とともに、地域に根ざしたクラフトビールのあり方を丁寧に伝えようとする姿勢がうかがえる。