国境を越えたコラボから生まれた一杯


高知市のサウスホライズンブルーイングが、チェコの人気ブルワリー「Zichovec Brewery」とのコラボレーションビール「Essence of Happiness」を限定醸造としてリリースしました。発売価格は880円、容量は350ml。スタイルはNew England IPAで、ABVは8%です。

このビールの印象をひと言でまとめるなら、果実感のレイヤーがきれいに重なるNEIPAです。商品ページでは、マンゴーやパイナップルを思わせるトロピカルなアロマに、柑橘の爽やかさ、さらに白ブドウやグーズベリーのニュアンスが加わると案内されています。ホップはCitra Incognito、Citra、Nelson Sauvinを使用。香りの厚みと白ブドウ由来のエレガントさを両立させる設計です。

口当たりはオーツ由来のやわらかさが軸になっており、酵母にはPineapple Passionを採用。ジューシーで丸みのある飲み口に仕上げつつ、苦味は穏やかに抑えられています。NEIPAらしい豊かなホップ香を前面に出しながら、飲み疲れしにくいバランスを目指した一本といえます。

サウスホライズンブルーイングは、高知から世界へ風を届けることを掲げるブルワリーです。港町・高知で、人と人が出会い、笑顔が生まれる場をつくるという姿勢は、今回の国際コラボにもつながっています。Zichovec Breweryとの組み合わせによって、異なるバックグラウンドを持つ2つの醸造思想が一つのビールにまとまった点も見どころです。

ペアリングとしては、商品ページでも案内されているように、クワトロフォルマッジや生ハム、フルーツを使った前菜がよく合いそうです。さらにフライドチキンやフィッシュ&チップスのような揚げ物とも相性がよく、ジューシーな果実感が油分を受け止めてくれます。香りを楽しみたいビール好きにとって、限定醸造のチェック候補になりそうです。