月灯リ下ノブリュワリーはInstagramで、新作「Lush Bloom After Dark」を紹介した。投稿によると、これはSHIKIオリジナルのフラワーセゾン。台湾で出会ったハイビスカスと金木犀を組み合わせ、軽やかでドライな飲み口の中に、花の香りと余韻をにじませた一本として設計されている。

味わいの方向性は、華やかさを前面に出すというより、セゾンらしい軽快さを土台に香りの印象を積み上げるスタイルだ。ハイビスカス由来の酸と、金木犀のやわらかな香りが重なることで、飲み進めるほどにニュアンスが変わる構成が想像しやすい。派手すぎず、それでも記憶に残る香りの設計は、食事に寄り添うクラフトビールを好む人に向きそうだ。

投稿では、合わせたい料理として「無垢」のバスクチーズケーキも挙げられている。とろけるコクに花の酸が静かに重なるという提案は、ビール単体だけでなくデザートとの相性まで含めて楽しめることを示している。島根県大田市を拠点にする月灯リ下ノブリュワリーらしく、日常の終わりにゆっくり開けたい一本としてまとめられているのも印象的だ。

缶での購入先はBOONIES DINERと案内されている。夜に咲く花をイメージさせるネーミングと、香りを軸にしたレシピが重なり、季節感のある新作として気になる存在になっている。