ノボルブルーイングの新作は、クラシックな飲みやすさを軸にしながら、酵母とホップの個性を丁寧に重ねた設計が特徴です。

新作「Musubu」のスペック


- ビール名: Musubu(ムスブ)
- スタイル: Belgian Blonde
- ABV: 4.5%
- ホップ: Tradition wet hop / Cascade wet hop / Lunga
- 酵母: Napoleon yeast

投稿では、同ブルワリーが最近セゾン系イーストも定期的に使い、香りと味わいの幅を広げていることに触れつつ、今回はブロンドエールをNapoleon yeastで醸したと説明。Napoleon yeastは華やかなエステルと、セゾン由来のドライなキレが持ち味とされます。

モルト構成は、フラッグシップ「Novoru」に通じるシンプルな方向に寄せ、酵母の個性を前面に。そこへ今回、入手したドイツ産Wet Hopを組み合わせています。投稿内ではWet Hopについて、一般的なペレットホップのような乾燥工程を経ず、収穫から24時間以内に粉砕・パッケージされた素材と説明。青々としたアロマが残りやすく、苦味のもととなるアルファ酸が少なめで、クリーンな印象につながる点を挙げています。

さらにこのWet Hopは、糖化工程でのマッシュホップと低温ワールプールで使用。クリスピーなモルト感、Napoleon yeast由来の華やかさ、フレッシュホップの爽やかな香りを重ね、Belgian Blondeの親しみやすさにノボルブルーイングらしい発酵表現を加えた一杯として紹介されています。

宮崎を拠点にするノボルブルーイングは、公式サイトで「最高のビールで人々をハッピーにする」というミッションを掲げるブルワリー。今回の「Musubu」も、素材の鮮度と発酵の設計に焦点を当てた、同社の姿勢が見える新作と言えそうです。