神戸市兵庫区のOpen Air湊山醸造所が、the believer を紹介した。スタイルはピルスナーで、シトラスやライムのフレーバーが感じられる、軽快で爽やかな設計。ライブで跳ね回るようなシーンに合う飲みやすさを意識した、クラッシャブルな仕上がりとして案内されている。

このビールは、神戸のブルワリーらしい背景を持つ一本でもある。Open Air湊山醸造所は、湊山小学校跡地を活用した複合施設「NATURE STUDIO」に拠点を置き、季節感のあるビールづくりを行っている。ヘッドブルワーにはオレゴン州ポートランド出身のベン・エムリックを迎え、神戸から新しいビールの表現を発信してきた。

`the believer` は、音楽やライブカルチャーとの接点を感じさせるネーミングと味わいの両方が印象的だ。見た目や香りの派手さで押すタイプではないが、飲み口のよさと、シトラス系の輪郭があることで、最初の一杯にも途中の一杯にも置きやすい。ホットドッグやフィッシュ&チップスのような軽快なフードとも相性がよさそうで、ビール単体だけでなく食事の場面でも使いやすい。

Open Airは、神戸のまちで人と人が自然につながる場づくりを意識してきたブルワリーだ。そんな背景を踏まえると、`the believer` は単なる新作ではなく、ブルワリーの思想と音楽への敬意が重なった一本として楽しみたい。