重要文化財との再コラボ

東京・豊島区のNamachaん Brewingが、国の重要文化財「自由学園明日館」とのコラボビール第2弾として、『自由学園明日館さくらスモークラガー』を発表した。自由学園明日館は、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した建物として知られる。今回のビールでは、その地で長く時を刻んできた樹齢70年を超える桜の木をチップにし、麦芽を燻製している。

今回のスタイルはSmoke Lager、ABVは5.0%。軽やかな飲み口のあとに、桜の燻香がやさしく広がる設計で、派手さよりも素材の個性を丁寧に引き出した一杯といえる。前回のコラボではSmoke IPAとして、スモークの香ばしさとホップのアロマの調和を打ち出しており、今回はラガーらしい飲みやすさに軸足を置いた構成に変えてきた。

Namachaん Brewingらしさ

Namachaん Brewingは、Smoke Beer Factoryとして池袋エリアで燻製料理とクラフトビールを提供してきたブルワリーで、東京都豊島区内に複数店舗を展開している。大塚店は「NAMACHAん Brewing」としてブルーパブ機能を担い、自家燻製の麦芽を使ったスモークビールを打ち出しているのが特徴だ。

同ブルワリーは、公式サイトでも「煙は調味料のひとつ」と掲げ、燻製の技術をビールづくりに積極的に取り入れている。今回の自由学園明日館との取り組みも、その延長線上にある企画だろう。歴史ある建築と、豊島区で育った桜の記憶を、煙を介して一杯に落とし込んだ点に、このコラボの面白さがある。

飲みどころ

- 重要文化財「自由学園明日館」とのコラボ第2弾
- 樹齢70年超の桜の木をチップに使用
- スタイルはSmoke Lager、ABV 5.0%
- 軽快なラガーの飲み口に、桜由来の穏やかな燻香が重なる

クラフトビールとしての飲みやすさと、地域の歴史や景観を感じさせる素材選びを両立した1本。燻製系ビールが好きな人はもちろん、ラガーのキレと香りの余韻を楽しみたい人にも気になるリリースだ。