天童ブルワリーで考える地産ビールの今、COEDO×ビオック協業が示す可能性
2026年3月15日、COEDOが種麹メーカー・ビオックとの共創プロジェクト開始を発表。麹菌と酵素を活用した糖化技術で、地域産大麦を生かすクラフトビール開発を目指す動きは、山形・天童ブルワリー(いちらく)で味わう“土地の個性”にも重なる話題だ。
COEDOの新プロジェクトが示した、地産クラフトの次の一手
COEDOとビオックが立ち上げたのは、麹菌由来の酵素を活用し、麦芽化していない大麦の糖化をビール醸造へ応用する取り組み。背景には、国産大麦を主原料にした酒類醸造が限定的で、原料の海外依存リスクが続くという課題があります。発表によれば、2025年11月からはCOEDOのレギュラーアイテムのレシピをベースに試験醸造を進め、再現性と評価を確認している段階です。
その文脈で訪れたい、天童ブルワリー(いちらく)
山形県天童市の天童ブルワリー(湯坊いちらく内)は、温泉旅館直営という全国でも珍しいブリューパブ。温泉地ならではの落ち着いた空気の中で、醸造所の個性をそのまま味わえるのが魅力です。地域性を打ち出したビールづくりという点で、今回のCOEDOの発表と地続きの体験ができます。
具体的に飲めるビール
天童ブルワリーで押さえたいのは、山形名物さくらんぼを使った「聖桜坊(セントチェリー)」と、そばの香りを楽しむ「Mr.A」。
- 聖桜坊(セントチェリー): 果実香を生かした、やわらかな甘みと爽やかさ
- Mr.A: そば由来の個性が立つ、香りの余韻を楽しむ一本
いずれも“どこで、何を、どう醸すか”が味に直結するタイプ。COEDO×ビオックの技術実装が進めば、こうした地産・発酵文化の文脈を持つビール体験は、今後さらに広がっていきそうです。
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