大阪市中央区安堂寺町のPEDROLINO(ペドロリーノ)は、イタリアンとクラフトビールのペアリングを軸にしたビアパブだ。今回のInstagram投稿は「鮎、はじめました」という短い告知で、初夏の定番食材である鮎を店の季節メニューに迎える動きとして受け取れる。

同店の既存情報を見ると、樽生クラフトビールは3種、ボトルは約30種。樽生は食事に合わせて炭酸を抑えめに調整しているという。ビールを主役にしすぎず、料理の旨みを持ち上げる設計は、鮎のような繊細な食材と相性がよい。

鮎に合わせるなら、香ばしさのあるポーター、苦みをきかせたペールエール、香りの広がるセゾン、果実やハーブを思わせるエールが候補になる。PEDROLINOは以前から、鮎のコンフィとズッキーニのソースや稚鮎のペーストとおこげのように、川魚をイタリアンへ落とし込む料理も手がけており、季節の食材とクラフトビールを組み合わせる発想に一貫性がある。

店内は大阪・谷町六丁目エリアの一軒らしい落ち着きがあり、料理を中心に据えつつグラスを重ねられるのが魅力。鮎の香り、ソースの旨み、ビールの温度感と泡立ちを、順番に楽しみたい店だ。