広島県のヒロシマ ノウ ブルワリーは、2026年3月23日のInstagram投稿で「柚子のクラフトビール、はじまりました」と発信し、新作の展開を知らせた。投稿文では、柚子の香りを前面に出しすぎず、飲んだあとに残る軽やかな清涼感を特徴として説明。酸味はやさしく、食事と一緒に楽しむ“食中酒”としての相性の良さを打ち出している。

あわせて、ラベルには「柚子風呂」をモチーフにしたイラストを採用。味だけでなく、手に取った時の視覚的な楽しさも意識した設計であることがうかがえる。投稿内では数量限定である点も明記されており、継続販売品というよりは、季節感のあるスポット的な一本としての位置づけになりそうだ。

ヒロシマ ノウ ブルワリーは、広島県三次市吉舎町を拠点とするブルワリー。公式サイトでは「ブルワリーであり、農家でもある」と掲げ、自社で育てた原料や手摘みホップの活用を特徴としている。地域の素材と醸造を近い距離でつなぐスタイルは、果実や柑橘を使ったビールとも親和性が高い。実際、同ブルワリーは2025年のジャパン・グレートビア・アワーズで「HASSAKU SAIZON」が金賞を受賞しており、柑橘表現に対する実績面でも注目度は高い。

今回の柚子ビールは、強いフレーバーで押し切るタイプではなく、食卓に自然に入り込む方向性がポイント。和食や揚げ物、塩味ベースのつまみなど、日常の食事に寄せて選べる限定銘柄としてチェックしておきたい。