新バッチの要点

ティールズ・ブリューイングが公開したお知らせによると、今回のインペリアルスタウトはABV9%。前バッチより度数を下げる一方で、ボディを増し、重厚感をしっかり出したバランスが特徴だ。高アルコールに頼るのではなく、麦芽由来の厚みで満足感を作る方向に振った点は、スタウト好きにとって見逃せない。

同日案内されたタップルーム施策として、併設店「TIELS TEA & TAPS」ではビアスパイクの提供も開始。熱した鉄球をビールに浸して糖分をカラメル化させることで、香りと味わいに変化を与え、クリーミーな泡を引き出す飲み方だ。公式案内では、濃色系・モルティなビールと相性がよいとされ、インペリアルスタウトも対象に含まれている。

ブルワリーの背景

ティールズは静岡県三島市の小規模ブルワリーで、1仕込み250リットルの設備を使い、手作業中心で醸造を行う。伊豆・静岡の農産物を生かしたビールづくりを継続しており、果実を使った銘柄でも知られる。地域素材の活用を得意とする造り手が、クラシックな黒ビールでも調整を重ねてきたことが、今回の新バッチにも表れている。

なお、同社のビール紹介ページにはインペリアルスタウトが11%として掲載されている一方、今回ニュースは9%と明記されている。ここからは推測になるが、現行ロットはより“飲み進めやすさと密度”を重視した設計に更新された可能性が高い。タップルームでビアスパイクと合わせて試せば、新バッチの狙いをより立体的に体感できそうだ。

出典
- インペリアルスタウト、新バッチです
- ビアスパイク、はじめました
- TIELS BREWING 公式サイト
- ビール一覧ページ