せとうちブルワリー(香川県高松市)は、ホップの個性にフォーカスした新シリーズ「HOP HOPPING」の第2弾として、「HOP HOPPING ROOM002」を公式ストアで公開した。

本作のSTYLEはWest Coast IPA、ABVは6.5%。KEY HOPにはChinook(チヌーク)を採用し、味わいの説明では、キリっとした苦み、グレープフルーツのようなシトラス感、その後に続く松の樹脂感が掲げられている。価格は890円(税込)だ。

シリーズのコンセプトは、ひとつのホップに焦点を当て、その個性を主役にすること。ROOM001ではElani®を使い、トロピカルな香りと苦みのバランスを打ち出していたが、ROOM002ではよりクラシカルなホップの輪郭を感じさせる構成になっている。

醸造メモでは、ホップが持つ香りの成分を抽出する特別な手法を取り入れ、さらにチヌークの製造方法が異なるものを組み合わせてバランスよく仕上げたとしている。ホップの見せ方を一本ごとに変えていくシリーズ設計は、ビールそのものだけでなく、味わいの組み立てにも注目したいポイントだ。

せとうちブルワリーは、瀬戸内の自然に囲まれた高松の醸造所として、企画から醸造、発送までを一貫して手がけている。地域に根ざしたブルワリーらしく、土地の空気感とホップの個性を丁寧に結びつけた新作として、今回のROOM002は位置づけられる。