受賞の概要


石川酒造のInstagram投稿(2026年2月28日)によると、「多摩の恵 ペールエール」「多摩の恵 デュンケル」がジャパン・グレートビア・アワーズ2026で銀賞を受賞した。

同社公式サイトの案内では、同アワード(2月22日・23日開催)で以下4銘柄の受賞が報告されている。

- 金賞:多摩の恵 ピルスナー
- 金賞:TOYODA BEER
- 銀賞:多摩の恵 ペールエール
- 銀賞:多摩の恵 デュンケル

「多摩の恵」らしさが評価された2本


投稿内では、ペールエールを「果実のような瑞々しさと香ばしい風味をじっくり楽しめるフラッグシップ」と説明。デュンケルは、甘みとコクが特長の黒ビールとして紹介している。

実際に「多摩の恵」の商品ページでも、ペールエールは柑橘系の香りが広がる上面発酵タイプ、デュンケルはロースト麦芽由来の奥行きある味わいを担う定番として位置付けられており、今回の結果は同ブランドの中核スタイルがそろって評価された形だ。

東京・福生で続く醸造の文脈


石川酒造は東京都福生市に拠点を置く蔵元。公式情報によれば創業は文久3年(1863)。明治期のビール醸造の歴史を経て、1998年に「多摩の恵」の名でビール醸造を再開した。

清酒にも使う自社地下天然水を活かした仕込み、そして地域性を映した銘柄展開が同社の強みだ。今回の4銘柄受賞は、単発の話題にとどまらず、長く積み重ねてきた東京のクラフトビールづくりが現在地として可視化されたニュースと言えるだろう。

受賞銘柄は、取扱店および同社オンラインショップで販売されている。