春の立ち上がりを映す、季節仕込みの最新作

オラホビールが展開する「ビエール・ド・雷電季節仕込みビール」シリーズに、春限定のホワイトエールが加わる。発売日は2026年2月19日(木)。同ブルワリーによれば、厳しい寒さから少しずつ気候がゆるむ時期をイメージし、小麦麦芽のなめらかな質感と、シトラスやハーブを思わせるシトラホップの香りを軸に設計したという。

製品概要は、350ml缶と10L樽の2形態。アルコール度数は5%、原材料は麦芽(イギリス製造・ドイツ製造)とホップ。350ml缶の希望小売価格は368円(税別)で、全国のスーパーなどで順次展開予定となっている。

「四季を楽しむ」設計思想

この季節仕込みシリーズは、「日本の四季と旬の味覚を楽しむ」をコンセプトにしたシーズナルライン。春のホワイトエール、夏のヴァイツェン、秋のIPA、冬のポーターという構成で、単体での飲用だけでなく、食事と合わせるシーンも想定している。クラフトビールの香りや味わいの個性を、料理との相性でさらに引き出す狙いだ。

東御の風土と、積み重ねてきた醸造基盤

オラホビールは1996年に長野県東御市で誕生。地域振興を起点にしながら、エールを軸にした醸造でブランドを育ててきた。東御市は日照時間が長く降水量が少ない気候で、同社は2010年からホップの自社栽培にも取り組む。さらに2020年には設備を増強し、生産体制を刷新。定番と限定品の両輪で、地域発のクラフトビールを全国に届ける体制を整えてきた。

今回の春仕込みホワイトエールは、そうした同社の季節提案と醸造基盤が交差する一杯と言える。春の食卓に、軽やかな香りと穏やかな飲み口を求める人には、注目したい新作だ。