南紀白浜ナギサビールの投稿によると、春の恒例企画となった「空港ビール」が今年も登場する。ベースにあるのは、南紀白浜空港の緑化事業の一環として2022年に立ち上がった白浜ホッププロジェクト。空港で育てたホップを活用し、地域の空の玄関口とクラフトビールをつなぐ取り組みだ。

これまで同企画では、毎年ビール名とラベルデザインを一般公募してきたが、今年は公募を実施せず、2025年名称「空舞~SORAMAI~」と昨年のラベルデザインを継続する。継続採用によって、銘柄の認知を積み上げたい狙いも読み取れる。

「空舞~SORAMAI~」は、南紀白浜の青空を想起させるネーミングが特徴。ナギサビール公式の商品紹介では、スタイルはゴールデンエール、アルコール度数は5.0%。瑞々しく爽やかな飲み口に、麦芽のやわらかな余韻を重ねる設計とされ、空港ホップ由来のストーリーと相性のよい一杯に仕上げられている。

和歌山・白浜に根ざすナギサビールは、1996年創業(醸造開始は1997年)。観光地としての白浜と日常の食卓、その両方に寄り添う酒質づくりを続けてきたブルワリーだ。今回の「空港ビール」継続は、地域農的なホップ栽培、空港という公共空間、そしてローカルブルワリーの醸造力が結びついた“白浜らしい協業モデル”として、今年も注目を集めそうだ。