福島県南会津町・会津田島に拠点を置く南会津マウンテンブルーイング / Taproom BeerFridgeで、今週のリリースとして「BONZ」「MILLS」が案内された。醸造と地域とのつながりを大切にする同ブルワリーらしく、今回もキャラクターのはっきりした2銘柄が並ぶ。

BONZ」はWest Coast IPA(ABV 7.0%)。米を使うことで、度数のわりにすっきりと飲める設計が特徴だ。アメリカンホップ3種によるグレープフルーツやオレンジ系の柑橘香に、トロピカルさと軽いダンク感を重ね、苦味はしっかり、後口はクリーンでドライ。大きめのグラスでじっくり楽しみたい仕上がりになっている。

もう一方の「MILLS」はHelles(ABV 5.0%)。明るい黄金色で、ドイツホップ2種由来のややハーバルな香りに、りんごや蜂蜜を思わせる穏やかなニュアンス。キレを保ちながら麦のふくよかな甘みも感じられ、きれいな余韻で締まる。派手さよりもバランスを楽しむラガー系として、食事と合わせる一杯にも向きそうだ。

販売サイズは両銘柄とも15.5L / 10.2L / 350ml。山あいの町で営まれるブリューパブならではの距離感で、ホップの立ち方が違う2スタイルを同じ場で味わえるタイミング。会津田島で“今の南会津マウンテンブルーイング”を体感するなら、まずはこの2杯から入りたい。