ティールズ・ブリューイングは、同日公開の投稿で新作「金柑&黄金柑セゾン」を案内した。スタイルはセゾン、スペックはABV 5.5% / IBU 5。飲み口を重くしすぎず、柑橘由来の香りと酸味、そして金柑特有のほろ苦さやえぐみまで含めて表現する狙いが読み取れる。

原料の金柑は、沼津・戸田の長倉さんの畑で収穫した無農薬栽培のもの。黄金柑は沼津産を使用し、金柑の強い個性を支える“引き立て役”として設計されている。仕込みではワールプール段階で金柑を投入し、さらに発酵タンクでも同量に近い金柑を漬け込んで香りを引き出したという。

同ブルワリーは静岡県三島市の小規模醸造所で、1仕込み250リットル規模。伊豆周辺の果物や農作物を生かしたビールづくりを掲げており、今回の新作はその方針を象徴するリリースといえる。実際、2月中旬には来店客とともに柑橘の加工と仕込みを実施しており、地域の素材とコミュニティ参加型の醸造体験が一本のビールに結実した形だ。

なお、同社はこのビールを柑橘シリーズ第1弾と位置づけ、今後はゆずヘイジーIPA、レモンゴーゼ、夏みかんを使った展開も予告している。柑橘の季節を追いかけたい飲み手にとって、今年のティールズは見逃せない。

出典
- Instagram投稿
- 金柑&黄金柑セゾン リリースしました(公式)
- ティールズ・ブリューイング公式サイト