代官山で味わう、北摂発のマイクロブルワリー

東京・代官山の「ビビビ。」では、オーナーが実際に訪ねた全国のブルワリーを、つくり手のストーリーとともに紹介しています。今回取り上げられているのは、大阪府茨木市の 3TREE BREWERY。同店のタップオン企画を通して、希少なビールを代官山で楽しめる機会が設けられています。

3TREE BREWERYが誕生したのは2021年2月。阪急・茨木市駅東口から徒歩約3分の場所にあり、北摂エリアで初めてのブルーパブとしてスタートしました。森さん夫妻の2人で営むことから、店名には「森」を意味する“3TREE”の名が付けられています。

かつて生花店だった建物を活用し、1階に醸造所、2階に飲食スペースを配置。2階は大テーブルを中心とした、清潔感のあるスタイリッシュな立ち飲み空間です。醸造設備は100Lタンク3基という小規模なもの。1タンクから外販できるビールは1~2樽ほどに限られるため、今回の紹介は同ブルワリーの味を東京で試せる貴重な機会といえます。

フラッグシップはペールエールとセゾン

醸造を担う森凌平さんは北海道苫小牧市出身。関西の大学時代にクラフトビールに出会い、卒業後は北海道登別市の「鬼伝説」で経験を積んだブルワーです。3TREE BREWERYでは、凌平さんがこの世界に惹かれるきっかけとなった ペールエール と、妻の尚子さんが推す セゾン がフラッグシップとして紹介されています。

いずれも、同ブルワリーらしい爽やかで華やかな作風が特徴。ビール単体だけでなく、醸造所の規模や夫婦の歩みを知ったうえで味わえるのが、「ビビビ。」ならではの楽しみです。

代官山町のキャッスルマンション1階にある「ビビビ。」は、国産クラフトビールをつくり手の物語とともに提供するアットホームなスタンディングバー。1人でも立ち寄りやすい空間で、3TREE BREWERYのペールエールやセゾンを見つけたら、ぜひ背景にも耳を傾けながら楽しみたいところです。