晴れの国ブルワリーは、2026年2月14日公開の「缶ビール販売のお知らせ」で、自家醸造ビールの缶販売スタートを発表した。初リリースはウエストコーストIPAの「一撃(いちげき)」。スペックはABV 7.5%/IBU 75で、しっかりした苦味を打ち出す設計だ。

使用ホップはシムコー、シトラ、モザイク。当初予定していたAzaccaは入手できず見送ったが、今後入手でき次第加える方針も示している。ブルワリーの説明では、香りはトロピカルさの後にダンク感が追いかけ、苦味は舌先と奥の両方で感じられる構成。王道の苦旨系IPAを狙った一杯といえそうだ。

一方で、缶詰工程は調整中でロス増加の可能性があり、当初想定より総本数は減る見込み。公式にも「超限定」と案内されており、初回ロットは早めの動きがよさそうだ。販売開始日は2026年2月20日(金)、その後は3月上旬から他銘柄を順次展開し、3月末までに定番5種をそろえる計画としている。

ブルワリーの拠点は岡山県和気町。和気生まれの醸造家とその妻が営む小規模醸造所で、日照時間の長い土地柄に合わせた「ドライな飲み口」を掲げる。地元で育つ穀物や果実も活かしながら、ローカルの個性と現代的なホップアロマを両立させる姿勢は、今回の「一撃」にも通じる。缶ビール初陣は、同ブルワリーの今後を占う試金石になりそうだ。