菜園マイクロブルワリー with kitchenが、季節の一杯としてスイートシードルの今季提供をアナウンスした。投稿では「今年もスイートシードルが出来上がりました」とし、直営4店舗でオンメニューしていることを明らかにしている。

あわせて注目したいのは、原料となるりんごを取り巻く現場への言及だ。ブルワリーは、天候状況の変化、クマによる食害、生産者の高齢化といった課題に触れながら、岩手を代表するフルーツを「みんなで応援していきましょう」と発信。単なる新メニュー告知にとどまらず、地域農業とのつながりを前面に出した内容になっている。

同店は盛岡市菜園の中心部に構えるパブブルワリー(醸造所付きレストラン)。公式情報では、旧クッチーナをリニューアルして誕生し、ベアレン醸造所のプロデュースのもと、既存ラインに縛られない挑戦的なビールづくりを掲げる。店内醸造の「菜園クラフトビール」に加え、季節限定ビールやシードルまで選べる構成は、食事と一緒に飲み比べたいクラフトビールファンにとって魅力的だ。

今回のスイートシードルは、岩手の果実文化をグラスで味わう季節便り。地元の生産背景まで意識して飲める一杯として、今季も早めに押さえておきたい。