甘い香りとビターな味わいを掲げる新提案

ロトブルワリーは4月23日のInstagram投稿で、「マカデミアナッツチョコレートをイメージ」したスタウトを紹介した。投稿内のビアメニューでは、3番目の銘柄として「マカデミアナッツスタウト」が並び、アルコール度数は8.0%と記されている。説明文には、甘い香りに対して苦いテイストを感じさせつつ、飲み終えたあとには甘味の余韻が残るという方向性が示されている。

横浜・港南区のブルーパブから

ロトブルワリーは、横浜市港南区にあるブルーパブで、2018年5月に醸造を開始した。紹介記事では、ベルギーで親しんだフルーツ感の強いビールを好むブルワーが手がける醸造所として紹介されており、一般的な日本のビール像に寄りすぎない個性が特徴とされる。港南区・上大岡エリアに根ざした小規模ブルワリーとして、飲食店と醸造を近い距離で結びつけてきた点も、この店らしさのひとつだ。

ナッツ、チョコ、スタウトの相性

今回の投稿で目を引くのは、マカデミアナッツチョコレートという具体的なモチーフだ。スタウトはロースト麦芽由来の香ばしさやビターさを出しやすいスタイルだが、そこにナッツ菓子のイメージを重ねることで、ただ苦いだけではない味の輪郭を想像させる。8.0%というしっかりした度数も含め、ゆっくり向き合いたい一杯として設計されていることがうかがえる。

ロトブルワリーの今回の紹介は、香り・苦み・余韻のバランスを丁寧に示した内容だった。濃色ビールらしい厚みを持ちながら、甘い印象をどう残すかに関心があるビール好きにとって、気になる提案といえそうだ。