埼玉を拠点とするコエドブルワリーが、冬の注目トピックとして「FRESH HOP 2025」の最新情報を発信した。投稿によると、新しい醸造担当者を迎え、従来のPale AleからIPL(インディア・ペール・ラガー)へレシピをアップデート。フレッシュホップ由来の青々しい香りや、クリーンな苦味を軸に設計した季節醸造であることが示されている。

現在、缶はすでに完売。ただし、川越エリアの拠点であるCOEDO BREWERY THE RESTAURANTで1月29日から再オンタップとなり、店頭では改めてこのビールを楽しめる。あわせて、須田シェフによる期間限定ペアリング「グラニースミスをのせた霧島黒豚のソテー」も提供。黒豚の旨味と脂の甘み、青りんごの酸、山椒の香りを重ね、ホップの立ち香とつなぐ構成だ。

投稿内で案内された公式ジャーナル「MEET THE BREWER|フレッシュホップ2025」では、担当の五島脩氏へのインタビューを公開。山梨県北杜市・小林ホップ農園の品種「HKTS02」を使い、温度管理や衛生管理を徹底して川越まで運んだ工程、そして仕上がりの狙いが語られている。マスカットを思わせる穏やかなアロマと、草原のような爽快感が今回の個性だ。

コエドブルワリーは、川越の農業文化を背景に発展してきたブルワリーとして知られる。地元との接点を保ちながら、季節素材と醸造設計を更新し続ける姿勢は今回の一杯にも表れている。完売後も飲食体験として提案を続ける動きは、季節限定ビールの楽しみ方を広げる実践例といえそうだ。