ツバメビール、IBC2025で「梨WHITE ALE」銀賞を受賞
新潟県燕市のTSUBAME BEERが、国際審査会「インターナショナル・ビアカップ2025」で銀賞を獲得した。受賞したのは地元・小杉農園の梨を使った「TSUBAME CRAFT 梨 WHITE ALE」。地域素材を生かす醸造姿勢が、国内外の舞台で評価された形だ。
新潟・燕のクラフトブルワリー「TSUBAME BEER」は2025年11月21日、インターナショナル・ビアカップ2025での入賞を発表した。受賞ビールは、燕市の小杉農園の梨を副原料に使用した「TSUBAME CRAFT 梨 WHITE ALE」。部門はBelgian-Style Fruit Beerで、結果は銀賞だった。
同カップは国内外のブルワリーが参加する国際的な審査会。TSUBAME BEERは発表内で、今回の入賞を「ゴールではなくスタートライン」と位置づけ、今後は金賞を目指しつつ、日常的に飲んでもらえる品質を磨く姿勢を示している。
TSUBAME BEERの特徴は、燕市の風土をビールに落とし込む地域密着の設計にある。拠点は新潟県燕市粟生津のAOUZE BASE。地元農産物や生産者との連携を重視し、たとえばラインナップの一部では、地元農家が育てたコシヒカリを原料に使う取り組みも行っている。こうした素材選びは、単なる“地産地消”にとどまらず、農業・工業・サービスをつなぐ地域循環の考え方とセットで語られている。
果実を使ったビールは香りの華やかさが注目されがちだが、審査会で評価されるには、ベースとなるビールの設計と果実の表現のバランスが不可欠だ。今回の銀賞は、燕という土地のストーリーを載せた一杯が、スタイルとしても成立していることを示したニュースといえる。
地元の素材と技術を武器に、世界基準の審査会で実績を積み始めたTSUBAME BEER。次の一手として、季節限定や農産物コラボがどう進化するかにも注目したい。
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