伊勢角屋麦酒下野工場、「Beyond the Pacific」を定番終了 在庫限りで限定品へ
伊勢角屋麦酒下野工場(三重県伊勢市)は3月31日、Instagramで「Beyond the Pacific」が定番商品としての役割を終え、在庫終了後は限定商品として不定期生産に移行すると発表した。西海岸IPAを日本の感性で再構築した一本だ。
定番終了、今後は限定商品として展開
伊勢角屋麦酒下野工場(三重県伊勢市)が3月31日にInstagramで告知したのは、「Beyond the Pacific」の扱い変更だ。これまで定番として親しまれてきたこのビールは、現在の在庫がなくなり次第、いったん定番商品としての役割を終える。今後は「会えたら嬉しい限定商品」として、不定期に生産される予定という。
「Beyond the Pacific」は、西海岸のIPAへの敬意を、日本の感性と技術で再構築したというコンセプトのビール。投稿では、アメリカ北西部産のホップ「ストラータ」と「クラッシュ」が生む、マンゴーやパッションフルーツを思わせる華やかな香りを特徴としている。また、お米を使うことで、驚くほどクリーンでドライなフィニッシュを実現したとも説明している。
伊勢から発信する、飲み口の設計が明快な一本
伊勢角屋麦酒は、三重・伊勢の地でクラフトビールを届けてきたブルワリーだ。下野工場から送り出されるこの銘柄は、ただ香りが強いだけではなく、飲み口の設計が明快なのが印象的だ。麦わら色の液色に、トロピカルなアロマ、そして米由来の軽やかな後味。IPAらしい輪郭を持ちながら、重さを残しにくいバランスが目を引く。
今回の告知で重要なのは、終売というよりも「役割の変更」と言える点だろう。定番棚からは一度外れるものの、完全に姿を消すわけではない。今ある在庫を飲み切ることが、次に再会するまでのいちばん確実な入口になる。
IPA好きにとっては、香りとキレの両立をどう表現するかが気になるポイントだが、今回の説明からは、その狙いがはっきり読み取れる。伊勢角屋麦酒下野工場の「Beyond the Pacific」は、定番としての日常から、限定としての再会へと立ち位置を移すことになる。
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