新作のポイント

OGA BREWING COMPANY(東京・三鷹市)は6月19日、限定フルーツエール『グッド・バイ2026』の缶販売を開始した。投稿では、太宰治の命日として知られる桜桃忌に合わせたリリースであり、未完の絶筆『グッド・バイ』に想いを重ねたシリーズだと紹介している。

2026年版は、青森県五所川原のリンゴを使用。公式サイトでは、桜桃忌に合わせて醸造される一本として案内されており、爽やかな飲み口と上品な甘みが特徴とされる。ラベルも贈り物に向くデザインで、記念日の一本として手に取りやすい構成になっている。

この『グッド・バイ』シリーズは2021年に登場し、2025年版も販売されていたため、今回の2026年版はその流れを受けた継続企画といえる。太宰治が暮らし、執筆した街として知られる三鷹から、文学作品を手がかりにしたクラフトビールが今年も届いた。

ブルワリーの拠点は三鷹市下連雀。タップルームを併設し、店内ではタンクを眺めながらオリジナルビールを楽しめるのもOGA BREWING COMPANYらしい特徴だ。地域に根ざした醸造と、作品性のある限定品づくりを両立してきた同店にとって、今回のリリースはブランドの方向性をよく表す一本と言えそうだ。