グットウルフ麦酒がリリースした「NOROSHI」は、同ブルワリーの庭で育てたホップを使うFRESH HOP BEER。投稿では、「オンラインでも発売中」であることに加え、このビールに至るまでの栽培と醸造の過程が詳しく語られている。

2021年に最初の植栽を始め、2025年春には新たに5苗を追加。計7本体制で“ビールに使うためのホップ栽培”を本格化した。きっかけは、岩手・遠野のホップ農家との出会いだったという。現地で畑や加工工程を見学し、株開きなども体験。そこから東吉野村での挑戦に踏み出し、その狼煙として名付けたのが「NOROSHI」だ。

栽培は順風満帆ではなく、風の強い環境で支柱が折れる場面もあったが、8月末に約3kgを収穫。収穫ホップは生のまま冷凍し、12月の仕込みを経て、2026年1月に完成した。スタイルはアメリカンペールエール。アロマとフレーバーには、この収穫ホップをすべて使用している。

公式サイトでも同ブルワリーは「山の水と山の恵み」を掲げており、奥大和・東吉野村という土地性を打ち出している。「NOROSHI」は、その言葉を単なるコンセプトで終わらせず、栽培から醸造までを一本でつないだプロダクトと言える。購入は店頭とオンラインショップのほか、東吉野村の「ひよしのさとマルシェ」でも取り扱うとしている。