ひふみよブリューイング(鹿児島)が発表した内容によると、「ROCK'N GINGER」はJapan Great Beer Awards 2026Silver Prize(銀賞)を受賞。審査上の区分はHerb and Spice Beer、出品部門はKeg部門だった。

同ブルワリーが伝える「ROCK'N GINGER」の特徴は、霧島市隼人町の「竹一農園」で栽培された生姜のうち、規格外となった原料をアップサイクルして醸造している点にある。地域の農産物を無駄なく活かす設計で、ローカルな素材活用とクラフトビールの表現を両立させた。なお、酒税法上の分類は発泡酒として案内されている。

Japan Great Beer Awardsは、日本国内で醸造されるビールに特化した審査会。主催側説明では、バランスやアフターテイスト、状態などを軸に絶対評価で採点し、基準点を満たした銘柄が受賞する仕組みだ。2026年は236ブルワリーから819点が出品されたとされ、今回の銀賞は、その中で「ROCK'N GINGER」の品質が一定以上に認められた結果といえる。

鹿児島のブルワリーとして、地元原料の価値を再編集しながら全国の品評会で実績を積んだことは、地域発クラフトビールの現在地を示すニュースだ。派手な限定性よりも、素材選定と製造思想の積み重ねが評価につながった受賞として注目したい。