豊島発、限定缶シリーズの新作

豊島ファクトリーは2026年2月20日、Instagramでブルワリー新商品「Golden Mellow」を公開した。投稿によると、本作は同ブルワリーの限定シリーズ「Canned Island」の第2弾。島で採れたスイートスプリング(温州みかんと八朔の交配種)を使った、Wit(ウィット)スタイルの一本としてリリースされている。

Witは小麦を多く使うことで生まれる白くにごった外観と、軽やかな口当たりが魅力のスタイル。今回の「Golden Mellow」でもその設計は踏襲されており、ホップと柑橘の爽やかな香りを土台に、小麦由来のやわらかな質感を重ねている。さらに、Witで使われることの多いコリアンダー中心のスパイス設計ではなく、スイートスプリングとの相性を考えてブラックペッパーを少量使用。酵母由来のニュアンスと合わさることで、軽いスパイシー感を狙った構成だという。

ラベルにも注目

投稿では、ラベルアートがアーティストのLee Izumidaによる描き下ろしであることも明かされた。缶を手に取る体験まで含めて、限定シリーズらしい個性を打ち出している。

香川・豊島の文脈で味わう1本

豊島ファクトリーは香川に拠点を置くブルワリー。今回の「Golden Mellow」は、島の素材を使いながらスタイルの定石を少しずらし、飲み心地の輪郭を丁寧に組み立てた新作といえる。産地の果実をどうビールへ落とし込むか。その試みを追いかけたいクラフトビールファンにとって、見逃しにくいリリースになりそうだ。