月灯リ下ノブリュワリーがInstagramに投稿した新作は、NAO FARMとの協業で生まれたチリビール「ULTIMATE CRUNCH」。告知では、数量限定での展開と、BOONIES DINERでも販売していることが明記された。

開発の起点は、2025年11月にNAO FARM側から出た「唐辛子を使ったビールを作りたい」という提案。投稿によると、レシピだけでなくラベル面も含めて関係者で打ち合わせと試飲を重ね、狙ったのは「ちゃんと飲める辛さ」だったという。

原料には、NAO FARMのKさん夫婦が育てた生の唐辛子を使用。唐辛子をテキーラに漬け込み、辛さをコントロールしながら抽出したうえでビールに落とし込む手法が紹介されている。表現としては「一口目は爽やか、次の瞬間に辛さが立ち上がる」構成で、強い刺激一辺倒ではなく、香りと余韻のバランスを意識した設計がうかがえる。

島根を拠点に活動する月灯リ下ノブリュワリーは、地域の素材や作り手との接点を生かした企画性の高いリリースが持ち味。今回も、江津産唐辛子というローカルな素材を軸に、飲食店・生産者・ブルワリーが交差するコラボレーションとなった。投稿内では「激辛ではありません」とも添えられており、辛味ビールに興味はあるが身構えてしまう層にも、試す余地を残した一本と言えそうだ。