南アルプスビール(山梨県南アルプス市)は、Instagramで「連休中にたくさん売っていただきました...」と投稿し、連休期間の販売に対する感謝を示した。投稿の中では具体的な銘柄や本数には触れていないが、連休需要を受けた手応えがうかがえる内容だ。

同ブルワリーの公式通販で目立つのが、「ビアシャン」シリーズ。案内文では、「山梨県南アルプス市から生まれたシャンパンのようなご褒美ビール」として紹介されており、フルーツとホップのバランスを前面に打ち出している。商品には、南アルプス市で生産されたナイアガラを使う「ナイアガラ」、森の再生事業で発注した切りたてのヒノキの香りを生かした「ひのき」など、土地の素材を活かしたラインアップが並ぶ。

公式ショップでは、家飲み向けの3本セットや6本セット、贈答用の化粧箱入りセットも展開されている。地元の果実や木の香りを取り込んだ設計は、単なる限定商品の枠を超えて、南アルプスの風土そのものを味わわせる提案とも言える。連休中の販売好調という投稿は、こうした地域性のある商品が、手土産や自宅用の一本として選ばれていることを示している。

南アルプス市は果樹栽培が盛んな地域として知られ、地元の素材とクラフトビールの相性はもともと良い。南アルプスビールの取り組みは、その地域資源をそのまま商品価値に変えるものとして、今後も注目されそうだ。