ホップの魅力を引き出した新作2種

ワイワイジーファクトリーが、公式Instagramで新作ビール2種のリリースを告知した。今回登場したのは、DDH(ダブル・ドライホップ)による華やかな香りを軸にした「Nice to Fine」と「Somnium」。夏の名残を感じる時期にも、秋の訪れを楽しむ時期にも向くビールとして紹介されている。

9%でもスムースな「Nice to Fine」

「Nice to Fine」は、アルコール度数9%のDDHダブルIPA。高いアルコール感を抑えた、驚くほどスムースな飲み口が特徴とされる。

ホップにはKrushのみを使用するシングルホップ構成を採用。ワールプールからドライホップまで贅沢に使うことで、トロピカルフルーツ、熟した柑橘、ピーチ、ほのかなベリーを思わせる香りを引き出している。力強い度数を備えながら、香りの華やかさと滑らかな口当たりを楽しめる一杯だ。

新品種ALORAに注目の「Somnium」

もう一つの「Somnium」は、新進のホップ品種ALORAのみを使用したビール。軽めに仕上げたボディに、桃や杏、青いメロンを連想させる香りが重なる。

スタイルはCold IPA。一般的にはドライでクリーンな仕上がりを目指すスタイルだが、Somniumではあえてドライホップを2回行い、香りの華やかさを強調している。すっきりした飲み口と、ホップ由来の果実感を両立させた設計が特徴だ。

千葉市で醸造とビール提供を行うワイワイジーファクトリーは、定番から実験的なスタイルまで幅広いビールを展開してきた。今回の2種は、同じ“香りを楽しむビール”でありながら、濃厚で滑らかなダブルIPAと、軽快なCold IPAという対照的な方向性を示している。ホップ品種や製法による違いを飲み比べてみたい新作だ。