コエドブルワリー、尾崎氏が語る「Hazy Gate」醸造の狙い
コエドブルワリーが2026年1月17日に公開した「MEET THE BREWER」では、DDH HAZY IPA「Hazy Gate」を担当した尾崎氏が設計思想を解説。川越らしさを映す“さつまいも”の使い方と、ジューシーなホップ表現の両立が、この一杯の核になっている。
尾崎氏インタビューで見えた、Hazy Gateの設計
コエドブルワリー公式ジャーナルの記事によると、尾崎氏が最初に描いたのは、年末年始に人が集う場で「地元の面白いビール」を共有したくなるような“贅沢な一杯”。味づくりの軸は、川越発祥ブランドとしての地域性と、現代的なヘイジーIPAの飲み応えをどう同居させるかに置かれていた。
ポイントは、川越の文脈を持つ「さつまいも」の活用だ。狙いは芋の風味を前面に出すことではなく、甘さのニュアンスや口当たりの丸みを土台として機能させること。その上にホップのトロピカルな香りを重ねることで、香りは華やかだが重すぎないバランスに仕上げたという。
仕込みの手応えと、名前に込めた土地性
仕込みでは、シルキーな質感を目指す過程で、透明感のある美しい麦汁が得られたことが印象的だったと語られている。Hazy Gateという名称は、尾崎氏の出身地「霞ヶ関」に由来する発想(HAZY×GATE)で、冬の朝靄の風景イメージとも重なる。
コエドの背景と今回の一杯
埼玉・川越を拠点とするコエドブルワリーは、農の知見を起点にクラフトビールへ展開してきたブルワリーだ。歴史ページでも、地域作物とビールを結ぶ挑戦や「Beer Beautiful」の思想が示されている。Hazy Gateは、そうした文脈を現代的なDDH HAZY IPAに落とし込んだ実例といえる。
なお、関連イベント「Hazy Gate Release Event」は2026年1月21日〜25日に川越のCOEDO BREWERY THE RESTAURANTで開催され、1月22日には尾崎氏によるMeet The Brewerも実施された。ビール単体だけでなく、料理やアート展示とともに体験設計されていた点も、このリリースの特徴だ。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。