白老TOGB、年1回醸造「ロート・ラズベリー2025」缶を3月7日先行発売
北海道白老町のThe Old Grey Brewery(TOGB)が、年に一度仕込むフルーツビール「Röt Raspberry 2025」を缶で発売した。アートデザイン缶の採用に加え、製造副産物の木苺残渣を地域食材として活用する新プロジェクトも本格始動し、ビールを軸にした地域循環の取り組みが広がっている。
年1回の木苺ビールが2026年版缶で登場
The Old Grey Breweryは、人気の季節限定フルーツビール「Röt Raspberry(ロート・ラズベリー)」2025年仕込みの缶商品を2026年3月7日(土)から先行発売した。スタイルはFruit Session Lager、アルコール分は3%。ラズベリー由来の酸味と香りを前面に出しつつ、自然発泡によるやわらかな炭酸で飲みやすく設計されている。
原料面では、十勝の「ときいろベリーファーム」のオーガニックラズベリーを使用。国内流通量が限られる国産ラズベリーの中でも希少性が高い素材を、年ごとの果実状態に合わせて仕込むのが特徴だ。
アート缶と地域還元、そして副産物活用へ
今回の缶は、京都拠点のアーティスト船越菫氏の作品「白老、光の風景 − 飛生の森の夏 −」(2024年)をデザインに採用したアートデザイン缶。1缶あたり30円が、白老町の文化芸術・環境活動などに充てられる。
さらに注目したいのが「TOGBラズベリープロジェクト」だ。醸造時に生まれる木苺残渣を廃棄せず、パン、ピザ、ジェラート、ビネガーなどへ展開。白老町や胆振地域の事業者と連携し、ビール醸造の副産物を“地域の新しい食材”として循環させる取り組みを進めている。
TOGBは白老の名を冠したブルワリーとして、地域資源を活かした醸造とコミュニティづくりを掲げる。今回の新商品は、単なる限定リリースにとどまらず、クラフトビールが地域文化や産業の接点になりうることを示す一例といえそうだ。
参考
- 「ロート・ラズベリー」缶商品発売のお知らせ
- The Old Grey Brewery ABOUT
- The Old Grey Brewery 公式サイト
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。