3月見学会の注目は“最終盤”のラオホ


小樽ビール公式サイトの告知によると、今回の季節ビール見学会(銭函醸造所)は、バンベルグを代表するラオホ(スモーク)ビール「バンベルガーシュペツィアル」が軸。投稿では「最終盤」とされ、飲めるタイミングが限られていることがうかがえる。あわせてピルスナー、ドンケル、ヴァイスも用意されるため、燻香の個性派から王道ラガー、上面発酵の小麦系まで幅広く比較できる回になりそうだ。

小樽倉庫No.1と銭函、2つの醸造拠点


小樽ビールは、1995年開業の「小樽倉庫No.1(小樽運河沿い)」と、1999年開業の「銭函醸造所」の2拠点体制。前者はビアパブ併設のマイクロブルワリーパブ、後者は予約制見学に対応する生産拠点として案内されている。北海道・小樽の観光導線に乗せやすい倉庫No.1と、醸造現場をじっくり見られる銭函という役割分担は、同ブランドの体験価値を広げる設計と言える。

ドイツ醸造思想が見学体験の芯に


同社は「ビール純粋令」を軸に、水・麦芽・ホップ・酵母による醸造哲学を掲げる。小樽倉庫No.1の現地説明でも、ドイツ由来の技術背景やスタイルの違いを学べる導線があり、見学会は単なる試飲イベントにとどまらない。スモーク麦芽由来の香りを持つラオホを、定番3種と同時に味わえる今回の会は、スタイル理解を深めたいクラフトビールファンにとって実践的な機会だ。

参考
- 3月 季節ビール見学会_銭函醸造所
- 会社概要(小樽ビール)
- ビアパブ「小樽倉庫No.1」
- 小樽ビールの哲学・精神