代官山のビアパブ「ビビビ。」が、千葉のブルワリー「祭醸造」を紹介した。今回の投稿は、オーナーが実際に取材で訪れた全国のブルワリーを伝えるシリーズの一編で、土地の背景やつくり手の考え方まで含めてビールを届ける同店らしい切り口になっている。

祭醸造は2021年6月にオープン。「神輿とビールづくりからハレの日づくり」をコンセプトに掲げ、行徳エリアの神輿文化に着想を得た名前を持つ。地域の文脈をそのままブルワリーの個性に変えている点が特徴で、オーナーの伊藤源一さんが、旧江戸川エリアを自分たちの手で盛り上げたいという思いから立ち上げたという背景も印象的だ。

投稿や関連記事で紹介されているビールは、祭坂セゾン祝祭IPA万歳レッドエール。いずれも祝祭感のあるネーミングで、ラインナップだけでもブルワリーの世界観が伝わってくる。さらに、クラフトビール愛好家コミュニティとのコラボでは、イチゴの収穫から醸造までをイベント化するなど、飲む前後の体験づくりにも力を入れてきた。

「ビビビ。」は、国産クラフトビールをつくり手のストーリーと一緒に楽しめる店。1人でも入りやすいアットホームなスタンディングバーなので、気軽に立ち寄って一杯目から背景を知る楽しみ方が合う。代官山で、ビールを味だけでなく物語ごと楽しみたい人に向いた一軒だ。