京都醸造が「新発売」として発表した「毬子」は、同社の“毬一族”シリーズに連なるベルジャンIPA。商品紹介では「4種のIPAのいいとこどり」を掲げ、スタイルの要素を横断しながら、日常的に飲み進められるバランスを目指した1本として位置づけられています。

ビールの中身


公開情報によると、スタイルはベルジャンIPA、ABVは5.5%。原材料は麦芽・小麦フレーク・ホップで、小麦主体のモルト構成により、やわらかく丸みのある口当たりをつくりつつ、フィニッシュはドライに切れる設計です。

ホップは前作同様にRiwakaとTalusを採用し、今回は使用量を増加。さらにT45 Riwakaペレットを組み合わせることで、オレンジ、パイナップル、マンゴー、柑橘キャンディーを思わせるトロピカルシトラスの印象を強めたと説明されています。そこにベルギー酵母由来のフルーティーなエステルとスパイス感が重なり、香りの層を厚くしているのが特徴です。

食事との相性


公式の提案ペアリングは、ハーブを使ったマテ貝のガーリックバター焼き、島らっきょうとヨーグルトのポテトサラダ、チミチュリソースの鶏もも肉ロースト。ハーブや酸味、香草のニュアンスと、毬子のホップアロマ・酵母由来の香りが噛み合う組み合わせになっています。

京都醸造という背景


京都醸造は京都市南区を拠点に、ベルギー酵母とモダンホップの掛け合わせを軸に展開してきたブルワリー。2015年春の創業以来、定番群に加えて季節・限定シリーズを積み上げ、近年は設備投資や製法アップデートも進めています。今回の「毬子」も、同社が得意とする“ベルギー由来の発酵キャラクター”と“現代的なホップ表現”を、比較的軽快なアルコール度数にまとめた最新例といえそうです。

オンラインストアの関連商品欄では、掲載価格は690円(税込)となっています(2026年3月時点)。

- 参照: https://kyotobrewing.com/blogs/kbc-blog/mariko
- 参照: https://kyotobrewing.com/pages/history-of-kbc
- 参照: http://kyotobrewing.com/