Crazy Stone Brewing(愛知・名古屋市瑞穂区)は、新作ビールとして2つのスタイルを告知した。ひとつは「American Golden Wheat Ale」、もうひとつは「Hoppy Pilsner」。投稿では、いずれも“ただ美味しいだけではない”仕込みとして、原料選定から味わいの設計まで丁寧に作り込んだことが説明されている。

American Golden Wheat Ale


このビールは「クリーン+軽やか+バランス」を軸に設計。WEYERMANZのWHEAT MALT PALEを使い、小麦由来の穀物感を出しながら、Pale Ale Maltをベースにすることでボディとビスケットのようなニュアンスを加えている。発酵は抑制的にコントロールし、なめらかでシルキーな口当たり、控えめなモルトの甘み、クリアな後味を目指したという。

Hoppy Pilsner


こちらは伝統的なピルスナーの骨格を保ちながら、ホップ設計で個性を出した一本。苦味にはMagnum、香りにはCascadeを採用し、シャープさとシトラス、フローラルな印象を重ねている。苦味を前面に出しすぎず、クリスプでクリアな飲み口にまとめた点が特徴だ。

今回のポイント


投稿では、今回の仕込みを「構造」にフォーカスしたバッチとして位置づけている。モルトがボディと骨格を、ホップが香りの層を、発酵がクリーンな印象を担い、それぞれが主張しすぎない仕上がりを狙ったという。一般的なラガーに物足りなさを感じる飲み手に向けた提案ともいえる。

あわせて、ギフトボックスの同時発売も案内された。350ml缶8本セットと500ml缶12本セットが用意され、自宅用だけでなく贈り物としても使いやすい構成になっている。現時点では事前予約受付中で、発売は10日前後先の予定としている。

名古屋のブルワリーが、スタイルの違う2種を同時に打ち出した今回の新作。派手さよりも設計の精度を重視した内容で、飲み比べの楽しみもあるラインアップになっている。