阿波岐原クラフトブルワリーってどんなブルワリー?
ホップ兄高鍋町にある阿波岐原クラフトブルワリーの河野浩二さんはさ、もともとガソリンスタンドの経営者なんだよ
麦ちゃんガソリンスタンド!? ビールと全然関係ないじゃん!
ホップ兄福岡から高鍋に戻って家業の寿石油を継いだ人でね。でも高鍋は人口が2万人を切って過疎化が進んでいて、「新しい魅力がないと町は衰退する一方だ」って危機感を持った。全国の自治体を視察して回った結果、クラフトビールで町おこしをしようって決めたんだ
麦ちゃん
ホップ兄2018年に島根県の石見麦酒で醸造技術を一から学んで、翌年に醸造免許を取得。複合施設「blue moon」の中にブルワリーとビアレストラン「OMG! TAPROOM」を立ち上げた。ただ最初は苦労したみたいで、焼酎王国の宮崎で他社のクラフトビールを出したら全然ウケなかったらしい
麦ちゃんあぁ、宮崎って焼酎のイメージ強いもんね…どうやって乗り越えたの?
ホップ兄「クラフトビール感を消して心理的な抵抗感を下げよう」って戦略を立てたのが面白い。コンセプトは「Farm to Table」で、地元の農産物をビールに使い倒してるんだ。「Summer Breeze」は耕作放棄地で無農薬栽培した日向夏、「Knee Deep」は隣町の若手農家の生姜を使ったペールエール、「Route58」にはゴーヤ、「Cinnamon Girl」には安納芋
麦ちゃんえっ、日向夏にゴーヤに安納芋!? もう普通のビールの素材じゃないよね
ホップ兄河野さんの哲学が独特でさ、素材の「っぽさ」を出すことにこだわってる。ライチのビールならライチ味の清涼飲料水みたいな味に仕上がらないと出荷しない。工場にはハーブやスパイスがずらっと並んでて「カレー屋みたい」って言われてるらしい
麦ちゃんカレー屋みたいなビール工場! 定番は何種類くらいあるの?
ホップ兄常時18種類を造っていて、これまでに30種以上を開発してる。地元農家が「うちの作物でビール造ってよ」って持ち込んでくるケースも増えてるんだって。J3のテゲバジャーロ宮崎のスポンサーにもなっていて、アジアへの輸出も進めてるんだ
麦ちゃん農家と手を組んでビールで町を盛り上げていくって、ガソリンスタンドから始まったとは思えない広がりだね…飲んでみたい!
代表銘柄: Knee DeepSummer BreezeVirgin VoyageCinnamon Girl