日和佐ビールってどんなブルワリー?
ホップ兄日和佐ビール、ここはね、徳島県美波町にある登録有形文化財——1870年頃に建てられた旧廻船問屋の「谷屋」で醸造してるんだよ。
麦ちゃん
ホップ兄正確には敷地内の納屋を活用してるんだけどね。代表の熊谷亜未さんは、もともと首都圏で自動車部品の開発をしてた会社員だったんだ。
麦ちゃん自動車部品からビール!? 全然違う世界じゃない。なんでまた美波町に?
ホップ兄2015年に旅行で日和佐を訪れたとき、星空や海の景色に心を奪われたんだって。それで移住を決意して、地域おこし協力隊として着任。そこから醸造免許を取得して、2025年1月にオープンしたんだよ。
麦ちゃん旅先で恋に落ちるみたいな話だね……。ビールはどんなのがあるの?
ホップ兄Ocean Saisonがすごいよ。日和佐の漁協が地下から汲み上げてる海水を副原料に使ってるんだ。海のミネラルがセゾンの軽やかさと合わさって、この土地でしか造れない味になってる。
麦ちゃん
ホップ兄他にもAWABANCHA Aleは徳島の伝統発酵茶「阿波晩茶」を使った辛口ビールだし、地元の柚子を使ったものもある。まさにこの土地の素材で造るビールなんだよね。
麦ちゃんへぇ〜! 阿波晩茶って乳酸発酵のお茶だよね。それとビールの発酵が出会うって面白い。
ホップ兄しかも1回の仕込みで200〜300L、醸造から販売、ラベルデザインまで全部一人でやってるんだ。ラベルのモチーフは谷屋の2階にある欄間の波の意匠で、それがビールグラスの泡に見立てられてるんだよ。
麦ちゃん文化財の建物からラベルのデザインまで繋がってるんだ……。海沿いの古い問屋でビールを飲むって、もう体験として行きたくなるね!
代表銘柄: Ocean SaisonAWABANCHA AleYUZU IPA