ホーム / エリア / 中国 / 広島 / 神石高原町 / 備後福山ブルーイングカレッジ 備後福山ブルーイングカレッジってどんなブルワリー? ホップ兄 広島の神石高原町に「備後福山ブルーイングカレッジ」っていう醸造所があるんだけど、ここがさ、ただのブルワリーじゃないんだよ。標高500メートルの高原に構えた「Educational Brewery」——ビール造りを学べる醸造所なの。
麦ちゃん ホップ兄 そう、住み込みで修行もできるし、少量の醸造体験もやってる。で、主宰の小畑昌司さんがまたすごい人でさ。もともと東京の品川・洗足で「PANGAEA」っていう英国パブを2004年に開いて、自分でビールも醸造してたんだよ。
麦ちゃん へぇ〜、東京でパブをやってた人が、なんで広島の山奥に?
ホップ兄 小畑さんは福山出身で、2014年にPANGAEAを閉じて地元にUターンしたんだ。しかもこの人、日本に約10人しかいない「マスタービアジャッジ」の資格を持ってて、12年以上にわたって国際ビール審査員として日本代表を務めてる。
麦ちゃん 日本に10人!? ビールを審査する側の最高峰の人が、自分でも造ってるってこと?
ホップ兄 そういうこと。International Brewing Awards 2020でゴールドも獲ってる。でもね、小畑さんの哲学がまた面白くて、自分のビールを「地味」って言い切るんだよ。流行に左右されない、伝統的なビール造りを大事にしてる。
麦ちゃん あえて「地味」って言うの? 攻めたビールが多い時代に珍しいね。どんなビールがあるの?
ホップ兄 看板はOld Days Best Bitter。英国産麦芽を使った正統派イングリッシュビターで、アルコール4.5%。あとIPA BingoはAuroraとSummitっていうホップを使ったIPAで、しっかり香りが立つ。変わり種だと焙じ茶へレス——ほうじ茶の焙煎香がモルトの甘みの後からふわっと広がるんだ。
麦ちゃん ホップ兄 さらにね、福山って「ばらのまち」で有名なんだけど、福山大学で研究されたバラ酵母を日本で初めてビールに使ったのがこの醸造所なんだよ。パンやワインには使われてたけど、ビールは小畑さんが初。
麦ちゃん バラの街で生まれたバラ酵母のビール……! 標高500メートルの高原で、日本屈指のビール審査員が「地味」を追求してるって、めちゃくちゃかっこいいね。飲みに行くだけじゃなくて、醸造体験もしてみたい!
代表銘柄: Old Days Best Bitter IPA Bingo 焙じ茶へレス