津山麦酒醸造場はちょっと毛色が違うブルワリーでさ。母体が多胡本家酒造場っていう、寛文年間——1660年代に創業した老舗酒蔵なんだよ
えっ、1660年代!? 350年以上の歴史ってこと?
そう、清酒『加茂五葉』で知られる蔵元で、代表の多胡真尚さんが率いてる。その酒蔵が1996年にビール醸造に乗り出して「作州津山ビール」が生まれたんだ
老舗の日本酒蔵がビールって、かなり思い切った挑戦だね
でも酒蔵の強みがビールに活きてるんだよ。仕込み水は中国山地から流れる加茂川源流の伏流水で硬度70。天然ミネラル豊富なこの水を日本酒にもビールにも使ってる。ホップはチェコ・ザーツとドイツ・ハラタウのファインアロマホップで、どっちも世界最高峰の産地のものだよ
350年間、同じ水脈の水で造り続けてきたんだ……それにチェコとドイツの最高級ホップ!
麦芽100%で副原料なし、非熱処理・無ろ過で酵母が生きたまま瓶に入ってる。ドイツの製法をベースにしつつ日本の食卓に合う味を目指してて、国際品評会ワールド・ビア・チャンピオンシップで金メダルを獲ってるんだ
国際大会で金メダル! 正統派の実力なんだね
定番は4種あって、『ITSUHA』がケルシュ、『MERC』がバイツェン、『ALT』がバイツェンアルト、そして『STOUT』。建物も面白くて、1階が約230平米のビール工場で、その上の2階が約40席の試飲室。造りたてを工場の真上で飲めるんだよ
350年の歴史を持つ酒蔵で飲むビール、それだけで贅沢だよね! 行ってみたい!
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