ファーメンタリーってどんなブルワリー?
ホップ兄橿原市初のクラフトビール醸造所「ファーメンタリー」、ここはちょっと異色なんだよ。代表でヘッドブルワーの西崎翔さん、もともと病院で放射線技師をやってた人なんだ。
麦ちゃんえっ、放射線技師!?ビール醸造と全然違う世界じゃない?
ホップ兄それがつながるんだよね。西崎さんはずっと農業への情熱があって、和歌山のVOYAGER BREWING CO.で修業を積んだ後に独立してこの醸造所を立ち上げた。屋号の「FARMENTRY」は「Farm+Entry」と「Fermentery(発酵の場)」を掛け合わせた造語で、「農業からの入り口」って意味なんだ。
麦ちゃん農業が入り口……ビールの前にまず畑があるってことか。
ホップ兄まさにそう。西崎さんは宇陀市の自家農園でずっとホップを栽培し続けてるし、ここの最大の特徴は橿原の野生酵母を使ってビールを醸してること。醸造所の中に「Wild Room」っていう野生酵母発酵の専用室があるんだよ。
麦ちゃん野生酵母の専用室!?なにそれ、そんなの初めて聞いた!
ホップ兄普通は培養された酵母を買って使うんだけど、ファーメンタリーではこの土地に棲みついてる菌を使うことで、橿原でしか出せない味わいを追求してる。「Woodpicker」っていうファームハウスエールはオークチップに漬けて仕上げてて、フルーティさの中にほんのり木のニュアンスが出てくるんだ。
麦ちゃんへぇ〜!土地の味がするビールって、なんかワインのテロワールみたいだね。
ホップ兄いい例えだね。「Mix Juice Saison」はグァバ、もも、りんご、みかんを使ったセゾンでアルコール3.5%。ジュースみたいにゴクゴクいける。あとスペシャルハウスラガーの「金スペ」は橿原市近郊でしか流通しない限定品で、現地に行かないと飲めないってのもグッとくるよね。
麦ちゃん現地限定のラガー!?それは行くしかないじゃん!近くの今井町も散策できるんでしょ?
ホップ兄そうそう、江戸時代の町並みが残る重要伝統的建造物群保存地区の今井町を歩いてからファーメンタリーでビール、っていうのが王道ルートだね。タップルームには看板犬のブルドッグもいるよ。
麦ちゃん看板犬!ビールもワンちゃんも古い町並みも全部楽しめるなんて最高だね!
代表銘柄: WoodpickerMix Juice Saisonスペシャルハウスラガー(金スペ)