ホーム / エリア / 関西 / 京都 / 宮津市 / KOHACHI beerworks KOHACHI beerworksってどんなブルワリー? ホップ兄 KOHACHI beerworks、これはね、ベルギー人のジュリアン・コードロンさんと日本人の奥さん信子さんが、宮津の山奥の集落で始めたブルワリーなんだよ。住民30人足らずの上世屋っていう集落で
麦ちゃん ホップ兄 あるんだよ。ジュリアンさんは元々ブリュッセルの自然科学博物館でインフォグラフィックスの仕事をしてた人。11歳のとき船長だったおじいさんから宮本武蔵の小説をもらって以来ずっと日本に憧れてて、2017年に京都に移住した。信子さんとはヴィーガンレストランで出会ってる
麦ちゃん 科学博物館からビール醸造って、すごい転身だね。なんで上世屋だったの?
ホップ兄 週末に京都の田舎を巡ってたときに上世屋の棚田と暮らしに惚れ込んだらしい。2019年に移住して最初はゲストハウスを計画してたんだけど、コロナで方向転換。ジュリアンさんはベルギーの学生時代から自家発酵をやってたから、その経験を活かしてブルワリーに舵を切った
麦ちゃん えっ、ベルギー仕込みの醸造知識があったんだ! ビールはどんな感じ?
ホップ兄 看板の『A Saison in Tango』は近隣のSORAファームの有機小麦を使ったベルジャンウィートセゾン。ベルギーの伝統と日本の風土が混ざった、まろやかで丸みのある味わい。『世屋の琥珀』は地元の棚田で育てた黒米を使ったベルジャンアンバーで、黒米由来の紫がかった色味が出る。仕込み水は世屋高原の湧き水だよ
麦ちゃん 棚田の黒米がビールになるの! なにそれ素敵すぎる!
ホップ兄 『鬼に金棒』っていうチョコレートスタウトもあって、これはショコラティエの友人のカカオを使ってる。『きこりさんぽ』ってIPAは裏山の杉を使った森っぽいニュアンスがあるらしい。350リットルの小さなタンクで全部手づくり
麦ちゃん 杉のIPA! 山の中の醸造所ならではだね。集落の人たちとの関わりはあるの?
ホップ兄 ここが一番グッとくるところでさ。モルトかすは地元農家に肥料として還元して、和紙職人がラベル用の栞を作り、藍染め職人がオリジナル手ぬぐいを染め、猟師がジビエの缶詰を作り、木工作家が杉のビールキャディーを削り出す。『土からビールへ、ビールから土へ』が合言葉の循環型ブルワリーなんだよ
麦ちゃん 集落まるごとクラフトじゃん…! ベルギーと日本の夫婦が限界集落で循環型ビールって、物語がすごすぎる。絶対訪ねてみたい!
代表銘柄: A Saison in Tango 世屋の琥珀 鬼に金棒 きこりさんぽ