丹後屋醸造ってどんなブルワリー?
ホップ兄与謝野町の丹後屋醸造、ここはストーリーがすごいんだよ。まず与謝野町って、2015年にホップ栽培を始めた町なんだけど、当時は醸造所がなかったの。
麦ちゃん
ホップ兄そう、「醸造所もないのにホップ栽培を始めた町」って言われてた。そこにローカルフラッグっていう会社の濱田祐太さんが現れる。与謝野町出身で、大学4年の時に会社を立ち上げた人。市議会議員事務所でのインターンで社会起業家に出会って、地元を盛り上げる事業をやろうと決意したんだよ。
麦ちゃん大学生で起業!? しかも地元に戻ってきてってこと?
ホップ兄しかも1年休学して全国20以上の地域を回って勉強してから。で、最初は2020年に「ASOBI BEER」っていうブランドを委託醸造で立ち上げて、ようやく2024年1月に醸造免許を取得。与謝野駅の目の前に「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」をオープンした。
麦ちゃん
ホップ兄ヘッドブルワーは鈴木栄さんで、北海道の忽布古丹醸造出身のピルスナーが得意な人。記念すべき初仕込みが「みだれ髪」っていう与謝野ピルスナー。ABV4.5%で、地元産IBUKIホップを使ってる。
麦ちゃんみだれ髪って、与謝野晶子の歌集から? 与謝野町だからか!
ホップ兄そう、土地の名前をちゃんと背負ってるんだよね。他にも「柑橘図鑑 京都柚子編」っていう京都嵯峨野の実生柚子の皮を使ったセゾンや、与謝野・北杜・富良野の国産ホップ100%で造った「三つ巴ペールエール」もある。
麦ちゃん全部国産ホップって贅沢! そのIBUKIホップってどんな特徴なの?
ホップ兄与謝野では11品種のホップを栽培してて、全部手摘み。収穫したその日のうちに真空パックして冷凍するから、乾燥ホップとは全然違う摘みたての香りが残るんだよ。「ホップの町からビールの町へ」っていうテロワールの思想がある。
麦ちゃんへぇ〜! あと記事で見た「京のしおさい」っていうのも気になったんだけど。
ホップ兄コラボビールで、鰹出汁のうま味と京丹後の「琴引の塩」を使った「KYOTO ODASHI GOZE」。ABV3.5%のゴーゼスタイル。出汁と塩でビールを造るって、日本のブルワリーだからこその発想だよね。25歳で起業した若い代表と、経験豊富なブルワーが組んで、土地のテロワールを体現してる。
麦ちゃん出汁のビール……! 与謝野町、ホップ畑も見てみたいし、駅降りてすぐビール飲めるなんて最高の旅先だね!
代表銘柄: みだれ髪(YOSANO PILSNER)柑橘図鑑 京都柚子編三つ巴ペールエール京のしおさいASOBI BEER