福井の若狭町にある湖上館パムコ。ここはちょっと変わってて、旅館がビールを醸造してるんだよ。
旅館がビール造ってるの!?
館主の田辺一彦さんは若狭で生まれ育った人で、父母が30年近く営んできた旅館「湖上館」を2000年に受け継いだんだ。その代替わりのタイミングで「人と人の心をつなぐのはお酒だ!」って、地元の梅を使った地ビール醸造に挑み始めた。
親の旅館を継いで、自分の色を足したんだね…。PAMCOって名前も気になる。
「Passionate Movement for Communication」の頭文字でさ、情熱を持って人と自然をつなぐ場所って意味なんだよ。三方五湖の水月湖のほとりに建ってて、旅館でもホテルでもない「ノーボーダーな宿」を名乗ってる。
湖のほとりでビール!それだけでもう行きたい!
ビールは3種類。看板の梅ビールは若狭名産の西田梅を使ってて、きめ細かい泡がはじけるとふわっと梅の香りが広がって爽やかな酸味がある。仕込み水は若狭の清水、大麦は福井県の生産量日本一の実力。アルトは大麦の香ばしさと黒ビールのようなコク、ケルシュはドライな飲み口にほのかな酸味と苦みが残るタイプだね。
梅のビール!若狭の梅って有名だもんね。3種類ぜんぶ試したい!
で、ここが一番面白いところなんだけど、この3種のビールは瓶にも缶にもしてないんだよ。館内のレストランにあるサーバーから注いだものでしか飲めない。20年以上ずっとそのスタイルを貫いてる。
えっ!ここに行かないと飲めないの!?
田辺さんが自分で心を込めて仕込んで、サーバーから注ぐ。宿泊しなくても日帰りで立ち寄ってビールだけ飲むこともできるよ。田辺さんは「あそぼーや」っていう自然体験プログラムもやってて、カヤックやレイククルーズで三方五湖を満喫するアクティビティも楽しめるんだ。
館主が仕込んだビールを湖を眺めながら飲んで、カヤックもできるなんて…。次の旅行先、ここにしよう!