宇奈月麦酒館はさ、1997年創業で富山のクラフトビールシーンの先駆けなんだよ。しかもドイツからブラウマスターを招いて醸造してるっていう本格派なんだよね。
ドイツから醸造家を呼んでるの!? かなり本気だね!
しかもすごいのが、ビールの原料になる二条大麦を黒部の扇状地で自分たちで栽培してるんだよ。仕込み水は名水百選にも選ばれてる黒部川の伏流水。麦の栽培から一貫してやってるブルワリーって、全国でもかなり珍しいんだよね。
へぇ〜! 麦から育ててるんだ……。それはもう農業とビール造りの融合だね。
定番は3種類あってさ、「十字峡」はケルシュスタイルで黄金色、フルーティーでキレがいい。「トロッコ」はアルトスタイルで赤銅色、カラメル麦芽の香ばしさとコクが特徴。「カモシカ」はボックスタイルで、ロースト麦芽の甘みが強くてまろやかなんだよ。
名前が全部黒部っぽい! 十字峡は峡谷、トロッコはトロッコ電車、カモシカは山の動物だよね?
そうそう、黒部の自然や名物をそのまま名前にしてるんだよね。さらに「ぷれみあむ」っていうライスエールがあって、これは富山県産米の「富富富」を約2割配合してる。辛口ですっきりした後味で、ホタルイカや白海老との相性が抜群なんだよ。
富山のお米でビール! 富山の海の幸と合わせたら最高じゃない!
それとさ、ここ独特の醸造法があって、仕込みのときにモーツァルトの曲を流してるんだよ。高周波音とゆらぎ波が酵母を活性化させるんだって。
モーツァルトを聴かせてビールを造る!? なにそれ面白すぎる!
インターナショナルビアコンペティションや全国酒類コンクールで何度も受賞してるし、2011年にはモンドセレクション銀賞も獲ってるから、実力もしっかり証明されてるんだよね。道の駅うなづきの中にあるから、レストランで地元食材の料理と一緒に楽しめるよ。
宇奈月温泉に行ったときに絶対寄りたい! 麦の畑からグラスまで全部黒部で完結してるって、ストーリーごと飲んでる感じだね。